生理痛の症状「むくみ」

生理痛の症状は、人それぞれに症状の種類とその重さが異なります。

人によっては生理痛の症状が軽いという、羨ましい人もいます。

そんな人こそ、生理痛の症状について知識を深め、重い生理痛に悩んでいる女性がいるということを学ぶ必要があります。

今回取り上げるのは「むくみ」です。女性の天敵の一つであるむくみと生理痛の関係について解説していきます。

 

犯人は「黄体ホルモン」

生理前にむくみやすくなる原因は、女性ホルモンの一種である「黄体ホルモン」です。

このホルモンは、体内における水分の排出を抑える働きがあります。むくみの原因は体内に余分な水分が蓄えられ、その排出が阻害されることで発症するので、全く同じ条件となるのです。

黄体ホルモンは、人によって細かにことなりますがおおよそ生理の10日~1週間ほど前に多く分泌されるようになります。

 

生理開始とともにホルモンバランスが変わる

体内に余分な水分を蓄積させる黄体ホルモンですが、生理の開始とともにその分泌量は減少していきます。

それに伴い、水分の排出を抑えていたものがなくなるので、水分排出能力も向上します。厳密に言えば元に戻るのですが、これで多くの人は整理後にはむくみが解消されているはずです。

そのため、生理痛の症状として「むくみ」を挙げる人は比較的少数です。

しかしながら、少数派とは言え、生理痛においてむくみに悩まされる人はいるということです。

原因となる黄体ホルモンは間違いなく減少しているはずなのに、なぜむくみが解消されないのでしょうか?

 

条件が重なればむくみが解消されない

黄体ホルモンには「基礎体温を上昇させる」という働きがあり、代謝を促進します。

これが生理の開始とともに減少していくので、体温は下がり、代謝は悪くなってしまいます。代謝が悪いこともむくみの原因となるのです。

しかし、黄体ホルモンは生理前に比べると減少するとは言え、結局のところは元に戻るのですから、普段からむくみに悩まされていない人が生理後にむくみが解消されないのはおかしい話です。

しかし、生理痛では子宮の収縮や骨盤のゆがみなどが原因で血行が悪くなっているため、普段よりも血行が悪い時期であると言えます。

血行が悪くなることでむくみの発症率を上げているのです。生理前に黄体ホルモンの影響で体内に溜まった余分な水分ですが、生理開始後には血行が悪くなっているので水分の排出が上手くいかないのです。

その結果、生理開始後もむくみに悩まされるということです。

 

血行の促進が重要

むくみの解消にはいくつかのアプローチがありますが、生理痛の解消も考えれば「血行の改善」が効果的であると言えます。

生理痛においては血行の悪化によって生理痛を悪化させることが多く、血行の改善は生理痛の症状を和らげることにおいても効果を発揮してくれます。

血行を促進する方法はいくつかありますが、その中でも「飲酒」はNGです。生理前に分泌される女性ホルモンの一種「エストロゲン」には、肝臓のアルコール分解能力を抑える働きがあります。

つまり、この時期にアルコールを飲むと酔いやすくなる上に、アルコールの体内への残留によってむくみを悪化させます。

また、辛いもので発汗しようと考えるのもNGで、刺激の強さで体に負担がかかります。

その他にも激しい運動も体の負担になるので良くありません。体に負担がかからない方法で血行を改善しましょう。

 

まとめ

生理前に分泌される黄体ホルモンには「水分を溜め込む」という働きがあり、むくみの原因になります。

生理開始とともに分泌量は少なくなりますが、血行が悪化することでむくみが解消されないこともあります。

血行を良くすることでむくみも生理痛も緩和できますが、「アルコール」「辛い食べ物」「激しい運動」は負担が大きいのでNGです。

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