生理痛の症状「便秘」

女性の宿命とも言える「生理痛」には、一般的に知られる「下腹部の痛み」以外にも数多くの症状を表すことがあります。

今までは経験したことのない症状でも、他の要因が重なることで発症する可能性もゼロとは言えません。

生理痛を何度も経験したことがある人でも読んでもらいたい生理痛の症状の話、今回は「便秘」についてまとめてみました。

 

子宮内膜の構成による便秘

生理において「子宮内膜」の持つ意味は大きいです。

しかし、子宮内膜を構成する際に、同時に「腸の動きを緩やかにする」という機能も働いてしまいます。これが便秘の原因となります。

便秘は腸の蠕動運動が弱くなることで発症するので、子宮内膜の構成によって便秘を引き起こされてしまうのです。

 

月経困難症による便秘

また、生理前においては「月経困難症」も便秘の原因となります。

特に、この病気の原因が「子宮内膜症」や「子宮筋腫」である場合、便秘を誘発する可能性が高くなります。

そもそもに子宮と直腸は隣接しているため、子宮の変化が特徴に影響を及ぼすことは決して珍しくありません。

筆者も何度か生理痛による便秘を経験したことがありますが、ただでさえ気分が悪いところに便秘にまで襲われたら、余計に気分を害してしまいます。

 

便秘が生理痛を悪化させる原因にも

もっと厄介なのは、便秘が生理痛を悪化させる可能性があるということです。

便秘になるということは、腸の蠕動運動が阻害されているということです。つまり、代謝が悪くなって血行が悪くなるのです。

別の記事でも紹介していますが、血行の悪化は生理痛の大敵なのです。筆者も経験がありますが、生理痛がひどい時には体を動かすのが億劫になり、横になっていることが多いです。

結果として余計に代謝を悪化させ、便秘も悪化してしまいます。この悪循環に陥ってしまうと、生理痛が収まったあとでも便秘の解消に時間がかかってしまうことが多いです。

また、便秘によって腸が張ることで、隣接している子宮を圧迫することも、生理痛を悪化させる原因となります。

 

便秘の解消で生理痛も楽に

前述のとおり、生理痛によって引き起こされる便秘は、それそのものが生理痛を悪化させるという悪循環を持っています。

負の連鎖を断ち切るには、どこかでそれをストップさせる必要があります。便秘を引き起こしているのは、子宮内膜の構成に伴う腸の運動の抑制であり、これは止めることができません。

そのため、便秘そのものにアプローチを掛けることが有効であると言えます。

この場合だと腸の代謝が悪くなっているので、体を温めつつ腸の動きを促すことが有効です。体を温めること自体は生理痛の対策としても有効で、両方のアプローチから便秘の解消に役立ちます。食物繊維の摂取も有効です。

生理痛においては、ホルモンバランスの乱れや激しい腹痛によって、どのような事柄が生理痛を悪化させるとも知れません。

神経質になるのは生理痛にとっても良くありませんが、いつも以上に体を労わり、行動や動作には注意を向けておく必要があります。

また、子宮筋腫や子宮内膜症を患っている可能性も否定できないので、よほど症状が重かったり不正出血があるといった症状が見られれば、早い段階で婦人科を受診していくことをお勧めします。

 

まとめ

子宮内膜が形成される際に、腸の動きを緩やかにする働きが機能するために便秘を引き起こします。

また、子宮筋腫や子宮内膜症は生理痛と便秘の両方の原因となり、これらを原因とした「月経困難症」である可能性もあります。

さらに、便秘が生理痛を悪化させる原因ともなり、悪循環を生み出します。

子宮内膜の形成は止められないので、体を温める等によって腸の動きを活発にし、同時に生理痛の症状も緩和することができます。

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