生理痛の原因「子宮口の狭さ」

生理痛にはいくつかの原因があります。

種類によっては対策ができたり、種類によってはどうしようもなかったりします。

しかし、全くもって原因不明であるよりは、原因について詳しく知っておき、対策ができるのなら対策を講じ、そうでないものでもきっぱりと諦めてしまうことができます。

今回は、生理痛の原因の一つである「子宮口の狭さ」についてまとめてみました。

 

子宮が未熟であることと生理痛の関係

生理痛がひどくなる原因の一つとして、「子宮が未成熟である」ということが挙げられます。

妊娠しなかった場合、子宮内の粘膜や経血が不要になります。これを体外に排出するためには、子宮を収縮させて押し出すという方法が取られます。

しかし、私たちは意識しても子宮を収縮させることはできず、子宮も勝手に収縮することはできません。

そこで、子宮内膜は「プロスタグランジン」というホルモンを分泌します。

プロスタグランジンが分泌されることで子宮は徐々に収縮していきます。

さて、話は変わりますが、私はケーキを作るのが楽しみで、月に1~2回は時間を作ってケーキを作っています。

その際、よくスーパーで販売されているホイップクリームを使うんです。あの、袋の部分を絞ることでチューブ部分からニューって出すやつです。

子宮から経血を排出するのも、言ってしまえば同じ原理なんです。さて、こういう感じに「絞って出す」ようなものの場合、その出口が狭いとなかなか中身を押し出すことが難しいんです。

しっかりと中身を出したければ、それだけ強い力を加える必要があります。

この話、実は生理痛と無関係ではないんです。

子宮口が狭い場合、子宮内の経血を出し切るにはそれなりに力を加える必要があります。

その力は「子宮の収縮」によって発生させますが、子宮が収縮するとそれだけ痛みも強くなります。

そして、なかなか経血を排出できないと、子宮内膜はそれだけプロスタグランジンを分泌させます。その分だけ子宮はより収縮し、それに伴う痛みも激しくなります。

 

子宮口の広がりについて

この現象は特に初潮を迎えたばかりの女子に頻発します。

それも、成長とともに子宮が成長することで、子宮口も広がるので次第に子宮口の狭さによる生理痛の悪化も収まります。

しかし、人によっては子宮口の成長があまり見られず、20歳を過ぎても子宮口の狭さによる生理痛の悪化に苦しめられる人がいます。

また、自然分娩を経験することで子宮が広がり、今まで生理痛に悩まされていた人も出産を機に生理痛が弱くなったという人もいます。

ただし、帝王切開による場合にはその限りではありません。

 

その他にもある、プロスタグランジン分泌量を増やす原因

子宮口が狭いことによる生理痛の悪化は、狭い子宮口から経血を排出しようとするためにプロスタグランジンを多く分泌することが原因です。

その他にも「血液の粘性」が原因として考えられます。いわるゆ「ドロドロ血液」は、経血にも影響します。

血液がドロドロである人の場合、経血も粘性が強いためなかなか子宮から排出することができず、そのためにプロスタグランジンを多く分泌させて子宮を収縮し、それだけ生理痛もひどくなります。子宮口が狭い人の場合、収縮の度合いはさらに強くなります。

 

まとめ

子宮口が狭いと、子宮内の経血を排出するために子宮を通常よりも収縮させようと、より多くのプロスタグランジンを分泌するようになります。

それによって子宮がより収縮し、それに伴う痛みも大きくなります。初潮を迎えたばかりの女子に顕著ですが、成長とともに子宮口も広がるので痛みが弱くなることが多いです。

また、自然分娩を経験することで子宮が広がり、生理痛が弱まることも多いです。

血液がドロドロだと生理痛はより悪化します。

関連記事

ページ上部へ戻る