自律神経を整えることと生理痛の関係

生理痛を悪化させる原因は、様々なものが考えられています。そして、往々にして病院で解決しなければならない、病気に由来するような原因ではない原 因が圧倒的に多いと言えます。

それはつまり、私達のちょっとした注意で、簡単に生理痛を緩和できる可能性があるということです。

自律神経を整えることと生理痛の関係

そ の最たるものとして、「自律神経」が挙げられます。

神経という名前が付いているからには、神経外科でないと解消できなさそうな印象を受けるかもしれませんが、実は自律神経は私達の生活の中にその歪みの原因を抱えるものであり、それは高度な専門性を持たないものばかりです。

そして同時に、自律神経を乱すこと は生理痛を悪化させる大きな要因であり、逆に自律神経を整えることで生理痛の症状を緩和することができるのです。

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」 を、その状況に応じて切り替えることで私達の体を正常な状態に維持しています。状況というのは、食事や入浴、運動といった私達の生活の中にある「行動」に 大きく依存しています。

この自律神経の切替は、私達が意図的に切り替えられるものではなく、行動のタイミングや精神状態によって脳の視床下部が切り替えています。

その切替は視床下部に任せているとはいえ、ルーチンワークで無くなるほどに切り替えの負担は大きくなります。要するに、日常生活において「自律神 経を切り替えるタイミングが毎日異なる」という状況は、自律神経の切り替えがスムーズに行われなくなる温床となります。

 

自律神経と生理痛の深い関係

自 律神経が乱れることは、交感神経と副交感神経だけのデメリットというわけではありません。

生理痛において、自律神経が乱れることの意味は大きく、被害が拡 大するのです。まず、自律神経が乱れることで血行が悪くなります。交感神経も副交感神経も血管や血液などの血行に関する働きがあり、どちらかが優位に働き 続けることで血行が悪化します。

生理痛は、経血の排出のために子宮を収縮させているため、血行が悪くなれば経血の排出のために子宮の収縮が進み、より痛みが増すことになります。

もう一つは女性ホルモンに関してです。女性ホルモンの分泌と自律神経の切り替えは、同じ視床下部が担当しています。なので、どちら か一方に障害が生じると、もう片方にも大きな影響を及ぼすことになります。

なので、自律神経が乱れてしまうと、女性ホルモンの分泌にも悪影響となります。 生理は女性ホルモンの増減に左右されるので、これも生理痛悪化の原因となります。

 

自律神経を整えるには?

こ のように、自律神経の乱れは生理痛悪化の大きな要因となります。

その自律神経を整えるには、「規則正しい生活を送る」ことが基本となります。規則正しい生 活、つまり自律神経の切り替えが毎日同じように行われるような生活こそが、自律神経の改善に効果的です。

なので、まずは自分の生活態度を見直すことから取 り掛かりましょう。毎日決まった時間に食事や睡眠を行っていなかったり、運動不足ではないか、ストレスが溜まるようなことはないかというように、自分の生活の中に自律神経を乱すような要因は見当たらないかということを省みましょう。

これは専門的な知識を必要とせず、ちょっと思索の時間を設けるだけで原因を 特定することが可能になります。

原因を特定できたら、その改善を行います。食事の時間を一定にしてきちんと三食食べる、運動不足を反省して運動の習慣を身 につける、ストレスの発散を定期的に行うといった改善方法で、規則正しい生活を目指します。

それでも生理痛が改善しない場合は、病院でしっかりと原因を特 定して貰う必要があります、自律神経の乱れが生活の中に隠されているのであれば、わざわざ病院へ行くこともないでしょう。

なので、生理痛の緩和にはまず、 自律神経を整えることを考えることが良いのです。

関連記事

ページ上部へ戻る