自律神経を乱さないための食生活の見直し方法

生理痛を悪化させる要因の一つである「自律神経の乱れ」は、専門的な病気を原因とすること無く、私達の生活態度がダイレクトに反映されます。

なので、「食生活」も自律神経の乱れの原因の一つです。ちょっとした気の緩みが、自律神経を乱すことになるのです。

そこで今回は、自律神経を乱さないための「生活習慣の見直し」についてお話していきます。

 

見直すポイント①「毎日の食事時間」

食生活を見直すにあたって、まず第一に注目したいポイントは「毎日の食事時間」です。

食事においては交感神経と消化のための副交感神経の2段階の切り替えが行われます。この切替が毎日異なる時間に行われているとしたら、自律神経を乱す原因となることは間違いありません。

なので、毎日3食を決まった時間にとることが必要です。ここで注意したいのが、仕事や家事などの生活の主要な部分に圧迫されていないかということです。

仕事や家事に追われていると、どうしても食事が後回しになったり、予定よりも早い時間に済ませてしまうことも考えられます。

こうした、食事の予定をずらす生活スタイルを改善し、食事をきちんと毎日決まった時間に食べられるようなスケジュール組みを行う必要があるのです。

 

見直すポイント②「三食きちんと食べているか」

次に見直すべきポイントは、「三食きちんと食べているか」という点です。忙しい現代社会において、朝食、昼食、夕食の3回の食事を毎日きちんと食べていない人が数多くいます。

その中でも特に、出勤や通学のために忙しい朝の時間の食事、つまり朝食を食べていない人が多いです。これでは本来あるべき自律神経の切り替えがきちんと行われていないので、自律神経が乱れる原因となります。

空腹は交感神経を優位にさせる原因となり、朝の時間に交感神経が過剰に働くことになり、自律神経のバランスを乱すことになります。

朝の時間が忙しいとしても、朝食をきちんと食べることが自律神経の保護に役立つのです。

 

見直すポイント③「ダイエットの際の食事制限」

女性の多くが「ダイエット」を経験したことがあると思います。

しかし、このダイエットにおいても、食事による自律神経の乱れを引き起こすリスクが付きまとうのです。過度な食事制限は、自律神経の大敵であると言えるのです。

まず、空腹に耐えかねて間食をとることで、意図せぬ時間の食事となってしまい、上記のポイント①の問題が発生します。また、食事回数も減ることで、上記のポイント②の問題が発生します。

それ以外にも、空腹や食べたいものを食べられないという不満がストレスとなり、自律神経を乱す原因となります。

しかし、ダイエットにおいて食事に手を加える事は必須です。

なので、カロリーを気にしながらも「食べる量を減らさない」ということが重要です。同じ食べる量でも、食材や調味料、調理法によってカロリーや味付けも異なるので、味を楽しみながらカロリーの少ない食事を目指すことが重要なのです。

もちろん、運動も忘れてはいけません。

 

見直すポイント④「夕食から就寝までの時間」

夕食から就寝までの時間が少ないと、十分に消化することができずに眠りについてしまいます。

これは血糖値を増加させ、自律神経を乱すことになります。対策としては、夕食から就寝までに2~3時間は空けておくことです。同時に、その間の予定をしっかりと入れておき、暇になって眠くならないようにするのです。

入浴や明日の準備などに時間を割くようにしましょう。また、明日の朝食の準備を可能な限り行っておけば、朝食を抜くことによる自律神経の乱れを予防することもできます。

また、夕食を就寝の予定から遡って2~3時間以上空けて食べることも必要です。

 

具体的にどんな食事が良いの?

自律神経が乱れることは、生理痛を悪化させる原因となるばかりか、体全体の不調を招く原因となります。

現代においては、様々な原因で自律神経を乱すことになり、その原因の中には「食事」に関わる内容も含まれています。

そこで続いては、自律神経を守るために有用な食事内容についてお話します。

 

カルシウムは重要

骨を丈夫にする、成長に必要不可欠な栄養として知られているカルシウムですが、実は自律神経においても重要な役割を持つ栄養なのです。

カルシウムは「脳の興奮を抑える」という役割があります。カルシウムは不足時には骨から取り出され、足りている時には骨に貯蔵されるという特性があります。

なので、カルシウム不足で速やかにストレス人間になるということはありません。しかし、骨から取り出せるカルシウムには限度があり、永遠にカルシウムを供給できるということにはなりません。

次第にカルシウム不足になり、ストレスによって自律神経を乱すことになります。

また、カルシウムと相互に反応する「マグネシウム」も重要です。これらを同時に摂取したいのであれば、大豆や海藻といった食材が有効です。

 

ビタミンB群を積極的にとる

自律神経を守るためには、ビタミンB群を摂取することが大切です。

ビタミンB群には「神経の働きを正常に保つ」という働きがあります。なので、不足すると神経の働きに異常が現れ、自律神経を乱すことになります。

ビタミンB群は、肉類や魚類、大豆といったタンパク源に多く含まれています。しかし、ビタミンB群は主要なものでも7種類はあり、それぞれに多く含まれている食材は異なっています。

例えばビタミンB1であれば豚肉に多く含まれていますが、B2はレバー肉、B6はにんにくやマグロに多く含まれています。

どれか一種類でも極端に欠けていても、他のB群で補えるということにはなりません。一度自分の食生活を振り返り、どのビタミンBが不足しているのかを把握する必要があります。

その上で、不足しているビタミンBを多く含む食べ物を積極的に毎日の食事に取り入れることが重要です。

 

摂取の難しい亜鉛

亜鉛は、タンパク質の合成に必要な栄養であり、「うつ病」の予防にも必要な栄養です。

そんな亜鉛は、実は不足しやすい栄養の一つなのです。亜鉛を多く含む食材としては「牡蠣」「豚レバー」「牛肉」などが挙げられますが、癖がある食べ物が多く、毎日食べるような食材ではありません。

なので、意識しなければ不足しやすい栄養でもあるのです。牛肉の場合であれば、部位にもよりますが毎日200~300g食べないと推奨摂取量に届きません。

毎日牛肉や牡蠣を食べるのは難しいですが、定期的にそれらの食材を食事に取り入れたり、場合によってはサプリメントに頼るのが良いかもしれません。亜鉛単独のサプリメントであれば、比較的安価で購入することもできます。

 

ビタミンCでストレスに打ち勝つ

ビタミンCは、美容のために必要な栄養として知られていますが、実は自律神経にも深く関わってくるのです。

ビタミンCは「抗ストレスホルモン」の材料として必要な栄養で、ストレスに対して働き、ストレスを緩和する効果があります。ストレスは自律神経を乱す原因となるので、原因となるストレスに対抗できるビタミンCは重要な栄養だと言えます。

しかしながら、ビタミンCは上記の栄養に比べてそこまで難しいものでもありません。

ビタミンCが添加されている加工食品は数多く存在し、サプリメントに頼らなくても容易に摂取できる栄養です、ただ、偏った食生活では不足することも十分に考えられるので、そういった場合には野菜や果物、ビタミン飲料を中心にビタミンCの豊富な食材を取り入れるようにしましょう。

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