更年期障害で乱れた自律神経はどうすればいいの?

50歳前後の約10年間を「更年期」と呼び、その頃になるとエストロゲンの分泌が減少して様々な症状を呈するのが「更年期障害」です。

その症状の一つとして「自律神経の乱れ」すなわち「自律神経失調症」が数えられています。

更年期障害によって自律神経が乱れた場合は、どのような対策が有効なのでしょうか?

 

生活態度を見直す

更年期障害の対策としては、まずは「生活態度を見直す」ということが必要です。

睡眠不足や食事の偏り、運動不足や各種生活リズムの乱れなどは、自律神経を乱すことで更年期障害を悪化させます。それぞれにどういったレベルの生活の乱れが、更年期障害を悪化させるかは別々です。

なので、他人が容認していることであっても自分の生活リズムとしては自律神経を乱すほどに悪いものであるということも十分に考えられます。更年期においては、若いとき以上に生活の乱れを正さなくてはなりません。

今までは問題なかった生活習慣も、更年期の状態では自律神経に与える影響も大きくなるので、一度本格的に見なおす必要があるのです。どういった生活態度が自律神経を乱すのか、その中に自分が当てはまるものはいくつあるのかをまず自覚し、その解決のためにはどういった手段が効果的なのかを計画する必要があります。

中には食事や睡眠など単一の事柄だけでなく、他の生活習慣との兼ね合いもあればその行動にも反映させなければなりません(睡眠時間を確保するために仕事や運動の時間を調整する必要がある等)。

 

ストレスを溜めない

ストレスを溜めることは、自律神経を乱すことに繋がります。これは若い時でも同じことではあるのですが、更年期障害に伴う症状が原因で、余計にストレスが溜まってしまいます。

更年期障害には「精神症状」も数多く存在し、そういった精神状態で体の不調が重なってしまうと過剰なストレスとなります。また、「更年期障害である」という状態も、それだけでストレスになってしまいます。

更年期障害の症状を和らげることはできても、閉経に伴う更年期障害そのものを回避することはできないので、あまり気にかけすぎても仕方がありません。

更年期障害であるということを深く受け止めることはせず、ストレスが溜まらないようにすることが重要なのです。

 

食品からエストロゲンを補給する

更年期障害の原因は、加齢による卵巣の機能低下によってエストロゲンの分泌量が減少することです。

低下した女性ホルモン分泌能力を回復させることも難しいので、不足した分を体外から補給することに視野を広げることにするのです。

方法はいくつかあるのですが、その中で最も手軽な方法は「大豆」を食べることです。大豆に含まれている「大豆イソフラボン」は、体内において不足したエストロゲンの代わりに機能するという能力があります。

大豆は大豆そのものでなくとも納豆や豆腐、豆乳といった大豆製品でもOKです。

これらの大豆製品はどの食品スーパーやコンビニでも取り扱っているほどありふれた食品なのと、比較的安価に入手できるという手軽さを併せ持ちます。

具体的な話は以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:女性ホルモンのエストロゲンを補給する方法

 

病院で診てもらう

上記の方法を試しても更年期障害の症状が緩和できない場合には、病院で本格的に診断してもらうことが必要になります。

人によって更年期障害の症状が重くなることもあり、そうした場合には民間的な方法では奏功しないことも珍しくありません。専門的な治療を開始することが必要になります。

また、更年期障害を患っている年齢ともなると、更年期障害以外の病気を患っていることがあったり、その予備軍となっていることも珍しくありません。

そういった病気と合わさることでお互いの症状を悪化させているということも十分に考えられますので、専門家である医師の診断で病気を明らかにすることが重要です。

中には自覚症状の少ない病気も多く、そうした病気の中には発見が遅れると取り返しの付かないことも多いです。

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