生理痛と自律神経の繋がり

生理痛においては、子宮の収縮に伴う諸症状が発生します。なので、生理痛は神経痛ではなく内臓痛とそれに伴う症状です。

しかし、そんな生理痛が「自律神経」と深く関わっているのです。

そこで今回は、生理痛と自律神経の繋がりについて解説していきます。

 

女性ホルモンの分泌と自律神経

女性ホルモンの分泌と自律神経は、同じ「脳の視床下部」でコントロールされています。

そのため、どちらか一方のバランスが崩れると、もう一方も崩れてしまいます。また、脳の視床下部に異常が発生すると、両方共のバランスが大きく崩れてしまいます。

女性の場合、ちょっとしたことで女性ホルモンのバランスが崩れてしまい、それによって自律神経の働きにも大きく影響してしまいます。

 

自律神経が乱れるとどうなるか

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」で構成されています。

簡単に言えば、緊張しているときは交感神経が、リラックスしているときは副交感神経が優位に働きます。さて、自律神経の2つの状態は、血液の流れにも影響します。

交感神経が働くときには血管が収縮し、副交感神経が働いている時には血液中の「顆粒球」が増加します。通常であれば王冠神経と副交感神経のバランスが保たれることでその働きも正常に行われているのですが、何らかの理由で自律神経のバランスが崩れると、一方に対して優位に働き過ぎてしまいます。

交感神経が常に働いてしまうと、血管が収縮され続けることで血行が悪くなります。

副交感神経が働き続けると、顆粒球の死滅後に発生する「活性酸素」によって血管や血液が酸化し、いわゆる「ドロドロ血液」になってしまいます。どちらにしても、血行は悪化してしまうでしょう。

 

血行の悪化が生理痛を悪化させる

自律神経の乱れは血行を悪化させることは理解できたかと思います。さて、血行が悪化するということは、生理痛を悪化させることはご存知でしょうか。

生理痛においては骨盤が開き、腰回りの血管を圧迫することで血行を悪化させます。それによって腰痛や下半身の冷えといった症状をもたらします。

自律神経の乱れによって血行が悪くなると、こうした血行の悪さによる症状がより厳しい物になります。

 

女性ホルモンの分泌が乱れることによる影響

生理というものは、女性ホルモンの分泌量が増減することで起こります。

自律神経が乱れることで女性ホルモンの分泌が乱されると、生理痛の症状がより激しい物になりやすくなります。

生理痛がひどくなる以外にも生理不順を招いたり、ひどい場合には不妊症になる可能性もあります。

 

自律神経が乱れる原因

自律神経の乱れは、女性ホルモンの分泌が乱れる以外の理由でも発生してしまいます。

その代表例が「ストレス」です。現代社会はストレスを溜めやすい環境にあり、同時にストレスを発散する機会が少なくなっています。次に考えられるのが「生活習慣の乱れ」です。

睡眠不足や睡眠時間が決まっていない、栄養の偏った食生活に毎日3食決まって食べていない。運動不足や飲酒にタバコ、考えられる生活習慣の乱れは数多く存在します。最後に「更年期障害」です。

更年期になると卵巣の働きが低下することで女性ホルモンの分泌が低下し、それによって自律神経の働きも乱れてしまいます。このように、自律神経が乱れる原因は数多く存在し、その解決方法もそれぞれに異なります。

自律神経の乱れを感じた場合、まずはその原因が何であるかを正確に把握する必要があります。

仮に若い世代であっても何らかの原因で女性ホルモンの分泌が減少し、更年期障害のような状態になることは考えられます。

徹底的に自分の生活と健康状態を確認し、自律神経を乱している原因を確実に特定する必要があるのです。

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