生理痛において「食事のバランス」が重要

生理痛は女性にとって逃れられないものであるという認識を持つ人は少なくありません。

しかし、その辛さを軽減することは、実はそんなに難しいことではないのです。日頃から気を配ることで、つらい生理痛の症状を少しでも軽減できるとしたら、利用しない手はありません。

そこで今回は、「食事」による生理痛の軽減法について解説します。

 

糖分・カフェインは控える

生理痛において、「糖分」と「カフェイン」は天敵だと言えます。これらを多く含む食品は、総じて「体を冷やす」という性質があります。

体を冷やすということは、それだけ血行が悪くなるということです。生理痛において血行が悪くなるということは、経血の排出に必要なプロスタグランジンの量、つまり子宮の収縮が必要になるということです。

それだけ生理痛を悪化させてしまうため、糖分とカフェインは生理とそのの前後では摂取しないことが重要です。

後述の「体を温める」ということにおいても、ホットコーヒーや熱い緑茶は避けなければなりません。もちろん、甘い飲み物もNGです。

 

体の温まる食事は良い

生理痛において、血行を改善することは症状の緩和につながります。

食材においては、体を温めて血行を促進できる「陽」の食材と、体を冷やす「陰」の食材があります。寒い地方で育ち、寒い季節に旬を迎える食材は体を温め、温かい地方・季節に育つ食材は体を冷やします。

生理痛においては、「陽」の属性の食材を好んで食べることで体を温め、血行を促進して子宮の収縮を抑えることができます。

 

大豆は良いけれど・・・

大豆には「大豆イソフラボン」が豊富に含まれています。この成分は体内で女性ホルモン「エストロゲン」と同様の働きをすることが分かっています。

生理痛においてはホルモンバランスの乱れも症状の原因となるため、それを整えることで生理痛を改善します。大豆製品としては「豆腐」や「豆乳」など、使い勝手の良い食品が多く、食生活に取り入れるのも容易です。

ただし、大豆は「陰・陽」どちらの性質でもないため、体を冷やすことはありませんが体を温める食材でもないことには留意しましょう。

味噌汁の具や湯豆腐など、豆腐に対して温かいイメージを持つこともできますが、冷奴や白和えみたいに冷たいままでも食べられますからね。できるだけ陽の食材と合わせて食べたいですね。

 

動物性の食品は避けたい

生理痛の緩和においては、動物性食品は避けておきたいです。

脂肪分の多い食品が多く、血液をドロドロにすることで血行を悪化させ、生理痛の症状を悪化させてしまいます。

魚介類ならまだ大丈夫ですが、牛・豚・鶏では脂肪分が多い部位が多く、血行を悪化させる可能性が高いです。

 

栄養のバランスは考えよう

ここまで「良い食品・悪い食品」について挙げてきましたが、もうひとつ重要なのは「栄養のバランス」です。

私たちは体に必要な栄養を、主に食品から摂取しています。つまり、食生活の乱れは栄養の偏りを意味します。生理痛に直接は関係のない栄養も多いですが、栄養の中には他の栄養の補酵素となるものも多く、複数の栄養に影響を与えることもあります。

そういった栄養が生理痛に関係する栄養に関係するのであれば、それを不足させることも防がなければなりません。

栄養は相関関係を持つため、どの栄養がどの栄養に影響を与えるかは複雑です。そのため、バランスよくあらゆる栄養を摂取しておかなければなりません。

もちろん、生理痛の他にも病気や妊娠といった状況に応じて多めに摂取しなければならない栄養もありますが、不足しても良い栄養などありません。

健康な体を維持することも生理痛に無関係ではありませんから、栄養バランスを考えて日々の献立を決めることにしましょう。

 

まとめ

糖分とカフェインは体を冷やすのでNGです。体の温まる「陽」の属性を持つ食べ物は生理痛に良いです。

大豆および大豆製品には「大豆イソフラボン」が豊富で、ホルモンバランスを整えます。

動物性、特に肉類は控えましょう。栄養のバランスも大切です。

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