生理痛を呼ぶ自律神経の乱れの原因:不規則な生活・更年期障害・ストレス・冷え性・生活習慣

生理痛の原因には自律神経の乱れがありますが、自律神経が乱れる要因として、

  1. 不規則な生活
  2. 更年期障害
  3. ストレス

があります。この記事ではそれぞれの特徴と解消法をご紹介します。

生理痛を呼ぶ自律神経の乱れの原因:不規則な生活

自律神経と女性ホルモンの分泌は、同じ「視床下部」が司っています。どちらか一方のバランスが崩れてしまうと、もう片方のバランスも崩れてしまいます。

つまり、自律神経のバランスが崩れると、女性ホルモンの分泌も崩れるのです。そこで、自律神経の乱れの原因である「不規則な生活」についてお話していきます。

 

自律神経の仕組み

なぜ、不規則な生活が自律神経を乱すことになるのでしょうか。そもそもに「神経を乱す」ということと、生活に関連性を見いだせないのではないかと思います。

自律神経というものは「交感神経」と「副交感神経」を切り替えています。交感神経と副交感神経はそれぞれに逆の働きを持ち、緊張する場面では交感神経を、リラックスする場面では副交感神経を働かせます。

これは日常生活においても切り替えが必要なのです。例えば運動をしている時には交感神経が働き、眠るときには副交感神経が働きます。

この切替は視床下部が行いますが、毎日決まった時間に切り替えを行えないと、誰だってストレスが溜まって仕事が雑になるように、自律神経はその切替がスムーズに行えなくなります。

 

自律神経と不規則な生活

生活のリズムが不規則になると、それに伴う自律神経の切り替えも複雑化します。

例えば、毎日決まった時間に就寝と起床を行えば、就寝の際には副交感神経が、起床時には交感神経を決まった時間に切り替えることができます。

しかし、就寝時間と起床時間が毎日異なっていると、昨日は夜8時に副交感神経に切り替え、今日は夜11時に、その次の日は夜9時にと、毎日副交感神経に切り替える時間が異なるようになります。

起床でも同様に、交感神経に切り替える時間が毎日異なれば、切り替える機能は混乱して自律神経はそのバランスを崩してしまいます。

 

自律神経を乱す「不規則な生活」の具体例

生活習慣の中には、様々な理由で自律神経を乱すものがあります。その中で「不規則な生活」に挙げられるものがいくつか存在します。

まずは前述の「睡眠時間」です。就寝時間と起床時間を毎日決まった時間に合わせることができないと、自律神経を乱す原因となります。

仕事が休みの日でも、可能な限りいつも通りの時間に寝て起きる事が必要です。次に「食事」です。毎日決まった時間に食事をとることで、消化もスムーズに行われますが、そうでないと自律神経を乱します。

また、毎日きちんと3食食べていないことも自律神経を乱す原因となります。運動も不規則な生活の温床となります。

運動不足も良くありませんが、毎日決まった運動量や時間でないと、自律神経を乱す原因となる可能性があります。

 

不規則な生活を正すには?

自律神経を守り、生理痛の症状を悪化させないためには規則正しい生活を心がける必要があります。

そのキーワードとなるのは「習慣」です。要するに「毎日、決まった時間に特定の行動をする」ということです。もちろん、一分一秒まで同じ時間で行動しろとは言いません。

しかし、30分単位、1時間単位での毎日のスケジュールをある程度組んでおき、可能な限りその通りに行動することで不規則な生活を矯正することができます。

実際にスケジュールをノートやパソコンで打ち込んで作ってみると、以降の実行がやりやすくなります。不規則な生活を改めて、生活のリズムを正すことは健康上とても大切なことでありながらも薬や医師の診断を必要としない方法で解決できます。

まずは自分の毎日の生活態度を省みて、いかに自分の生活のリズムが不規則であるかを自覚しましょう。

仕事や生活上の都合でそれが難しいという人も少なくありませんが、テコ入れできるところから確実に正していくことが、不規則な生活からの脱却に必要なのです。

 

生理痛を呼ぶ自律神経の乱れの原因:更年期障害

自律神経が乱れる原因はいくつか考えられますが、年齢に関わる原因としては「更年期障害」が挙げられます。

女性にとってはあまり聞きたくない単語ではありますが、この更年期障害もまた、自律神経と深く関わっているのです。

そこで今回は、更年期障害と自律神経の乱れの関係性について解説していこうかと思います。

 

更年期障害と自律神経

そもそもに「更年期障害」とは、どのようなものでしょうか。

更年期障害とは、50代頃に発生する「閉経」によって卵巣の機能が低下し、エストロゲンの分泌量が減少することです。それによって引き起こされる様々な症状が、更年期障害なのです。

つまり、更年期障害とはエストロゲンの減少によって引き起こされる症状だということになります。さて、エストロゲンは女性ホルモンの一種です。その分泌は脳の視床下部で行われます。

しかし、閉経後にはエストロゲンの分泌能力が減少しており、いくら指示を出しても必要な量のエストロゲンが分泌されない状態が続きます。

そこ結果、視床下部は指示を出しすぎたことで疲労状態になります。この視床下部は、自律神経の切り替えも行っている部分なので、更年期障害による症状として自律神経失調症が挙げられるのです。

 

更年期障害によるその他の弊害

更年期障害の症状の一つとして、自律神経失調症が挙げられています。

しかし、更年期障害の症状はそれだけではありません。憂鬱や行動意欲の低下、不安といった精神症状や、肩こりや関節痛、下痢や嘔吐などのように自律神経失調症とは関係のない症状も数多く発症の可能性を残しています。

そして、これらの症状を原因として自律神経を余計に乱してしまう可能性があるのです。精神症状はそのままストレスの原因に、肉体症状は疲労によるストレスや緊張感などを招き、これらもまた自律神経を乱す原因となります。

発症する症状は人によって異なりますが、どの症状でも間接的に自律神経を乱す原因となる可能性があります。

 

閉経後なら問題ないのでは?

しかしながら、先ほど「閉経」という言葉を使ったのを覚えていらっしゃいますでしょうか。

更年期障害は基本的に閉経後のエストロゲン不足による症状であり、閉経しているということは「生理はもう来ない」ということになります。つまり、更年期障害によって生理痛が悪化することはないのではないかと思われるかもしれませんね。

しかし、そうは問屋がおろしません。更年期障害は確かに閉経に伴う症状ですが、エストロゲンの減少は閉経の前から徐々に発生し、急に分泌量が減少するということではありません。

その間は普通に生理が続いている(周期は大きく乱れますが)ので、その間は生理痛にも影響します。

しかも、それによって自律神経のバランスを崩すことになり、余計に更年期障害の悪化を早める結果となることも十分に考えられます。

 

若年性更年期障害

更年期とは、おおよそ50歳前後の数年間を指します。なので、「更年期障害は50歳前後まで無関係」と認識している人も少なくありません。

しかし、更年期障害と同じ症状を若い時に発症することはあります。それが「若年性更年期障害」です。若年性更年期障害は、ストレスなどを理由として自律神経失調症を患い、それによってホルモンバランスが崩れるという、更年期における更年期障害とは逆のプロセスを踏みます。

また、若い女性にありがちな「過度なダイエット」もまた、生命活動を優先させる体の働きによって月経を停止させる原因となり、若年性更年期障害の原因となります。

このように、若い世代でも更年期障害と同じ症状を患う可能性がある点には注意しなければなりません。

 

生理痛を呼ぶ自律神経の乱れの原因:ストレス

自律神経が乱れることで、血行の悪化や女性ホルモンの分泌が乱れることで生理痛を悪化させてしまいます。

その自律神経が乱れる原因として「ストレス」が考えられます。

ストレスはどのようなメカニズムで自律神経を乱すのか、そして、ストレスが溜まる原因とは何なのかをまとめてみました。

 

ストレスによって自律神経が乱れるメカニズム

まず、ストレスはどんな時に感じるでしょうか?人それぞれ様々なシチュエーションがあるかと思いますが、そのどれにおいても「リラックスしていない状態」であることは間違いないかと思います。

つまり、ストレスを感じている時には「交感神経」が働いている時なのです。人はストレスを「生命の危機」として捉えるのが基本的なスタンスです。

なので、ストレスを感じている時には緊張し、リラックスすることはできません。さて、そんなストレスが溜まってしまうと、常に緊張しているということになってしまいます。

自律神経は交感神経と副交感神経を切り替えることで体の調子を整えるのですが、ストレスが溜まることで常に交感神経ばかり働くようになってしまいます。これによって自律神経が乱れてしまうのです。

ストレスが溜まる原因とは何か?

現代社会において、ストレスが溜まる原因は人によって大きく異なります。

問題となるのは、人によって「ストレスの原因となるものが異なる」ということと、「同じ事柄でも程度の違いでストレスになるかどうか異なる」ということです。

例えば、仕事において「人に頼られる」「期待される」ということに関して、人によってはそれをプラスに捉えることができても、人によってはそれがプレッシャーになってしまうことが考えられます。

また、上司から叱責を受けた場合でもそれをバネに張り切ることができる人と、落ち込んでしまう人がいます。それらの事柄でも、程度の違いでプラスになる場合とマイナスになる場合とが異なります。

なので、人は自分がその出来事に対してストレスを感じていると気づいてもらえないこともあり、逆に自分が相手にストレスを与えていると気が付かないこともあります。

そして、知らない間にある事柄がストレスになっていることに、自分で気がついていないという側面もあります。そしてストレスが溜まってしまうと、自律神経を乱して生理痛を悪化させてしまうのです。

 

ストレスは積極的に発散する

ストレスは、蓄積するだけでなく「発散」させることができる存在です。しかし、勝手に発散できるようなものでもありません。

もちろん、偶発的な出来事でストレスが発散できることも考えられますが、あくまでも偶発的な出来事なので保証できません。なので、ストレスの発散は自ら率先して動かなければできないのです。

ストレスを発散する方法に関しては、人それぞれ適正な方法は異なります。例えば私は昔から音楽を趣味としていたので、リラックスできる音楽を聴いたりノリノリな音楽を聴いたりと、その時の気分に合わせて音楽を聴いています。

しかし、音楽は全ての人のストレスを発散するとは限りません。体を動かすことが好きな人にとって、ジーっと座って音楽を聴くことは逆にストレスとなりかねません。

そういった人の場合、朝の涼しい空気を感じながらジョギングをするほうがストレスを発散できます。このように、ストレスを発散する方法とその適性については、個人で大きく異なります。

なので、どういった方法でストレスを発散するかは、それぞれ個人で見つける必要があるのです。もちろん、人から勧められた方法を試して、それが自分に合っている方法なのだったらその方法を継続するのが良いでしょう。

ストレスを発散することで自律神経の乱れを防ぎ、生理痛の症状を緩和することに繋がります。

 

生理痛を呼ぶ自律神経の乱れの原因:冷え性

生理痛を悪化させる「自律神経の乱れ」は、様々な原因で引き起こされます。

目には見えない自律神経の乱れは、意外な原因によって引き起こされることもしばしばで、自律神経失調症を自覚してもその原因がすぐに思い浮かばないことも多々あります。そこで今回は、自律神経の乱れる原因の一つ「冷え性」についてお話します。

 

冷え性が自律神経の乱れの原因となる理由

「冷えは万病の元」という言葉を聞いたことがあるかと思います。冷え性は手足の冷感だけでなく、その原因となる血流の悪化による様々な症状を引き起こします。

そんな冷え性が長続きすることは、さぞかしストレスの原因となることでしょう。いくら対策をしても、冷えがひどい人は中々その症状を改善することができません。

重度の場合には冷え性によって生理痛を悪化させたり生理不順を招きます。そういった症状は中々簡単には改善することができません。毎日そうした症状に苛まれることで、ストレスを溜めることになるでしょう。

そして、ストレスの蓄積は、自律神経のうち「交感神経」を優位にさせます。交感神経が長い時間働くことで、自律神経の切り替えがスムーズに行われなくなり、自律神経が乱れてしまいます。

 

自律神経の乱れが冷え性を招く

自律神経が乱れると、血行が悪くなることで様々な症状に波及するようになります。

これを「自律神経失調症」と呼びますが、その中に冷え性も含まれるのです。通常であれば交感神経と副交感神経をタイミングよく切り替えることで私達の体を健康に保っているのですが、これが一方だけ優位に働くことで血管が収縮したり、血液がドロドロになったりします。

これによって血行が悪くなると、末端部まで血液がスムーズに行き届かなくなります。末端部、つまり手足の先まで十分な血液やその中の栄養が行き届かなくなることで、末端部が冷えるのです。

つまり、冷え性と自律神経は、お互いに悪化することでもう一方も悪化させる、いわば悪循環を生み出すことになるのです。

 

冷え性の原因と生理痛

冷え性は、血行の悪化による末端部への血流停滞が原因です。この血流停滞は、生理痛の症状の一つでもあるのです。

生理においてはプロスタグランジンの分泌によって子宮が収縮しますが、それと同時に子宮近辺にもプロスタグランジンが働いて血行を悪くします。

また、骨盤が開きやすくなり、骨盤が動いた先の血管が圧迫されます。それによって特に下半身への血流が滞ることになります。これによって引き起こされた冷え性がストレスとなり、自律神経を乱して血行を悪化させ、生理痛を悪化させる原因にもなります。

冷えは万病の元と言いますが、ここまで複雑に様々な症状の原因となるということは、たちどころに命の危機に面することにはならなくても、警戒しなければならない症状であるといえるでしょう。

 

冷え性を改善して自律神経と生理痛も解消

冷えは万病の元ということは、逆に言えば「冷え性を予防すれば多くの病気や症状の予防に繋がる」ということになります。

生理痛や自律神経の乱れによる冷え性は各々に対策するとして、冷え性の予防としては「内面から温める」ということが重要です。温かいものを飲んだり食べたり、暖房や入浴によって体を温めることは一時的な温めに過ぎず、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という言葉のように温かさはすぐに霧散します。

体の中からしっかりと温めることは、血行を改善することが重要です。血行を良くする方法はいくつか存在しますが。基本的には脂分の少ない食事と適度な運動が必要となります。

血行が良くなれば冷え性の改善だけでなく「薄毛の改善」「バストアップ」など、女性の悩みを改善するための基礎をつくり上げることができます。

 

生理痛を呼ぶ自律神経の乱れの原因:生活習慣

生理痛は、自律神経の悪化に非常に左右される存在であると言えます。個人差はさておき、自律神経を正して血行を良好にし、女性ホルモンの分泌を正すことで生理痛の症状を改善する事ができるのです。

そんな自律神経は、様々な理由で悪化する可能性があります。そこで今回は、自律神経を悪化させる可能性がある要因の一つ「生活習慣」についてお話していきます。

 

日常生活の行動の「時間」

まず気をつけたいポイントは、生活の中での行動の「行う時間」です。

例えば「食事のタイミング」「寝る時間と起きる時間」など、生活の中の様々な行動のタイミングが、自律神経の乱れに大きく左右することになるのです。

例えば食事においては、食事のタイミングで交感神経に、消化のタイミングで副交感神経に切り替わります。人間は食事をしないと生きていけませんので、基本的に毎日食事をとることになります。しかし、そのタイミングが常に一定であるという保証はありません。このように、自律伊寧の切り替えのタイミングとなる生活習慣の行動内容が、毎日違う時間で行われてしまうと、自律神経は乱れてしまいます。

食事や就寝の時間がずれてしまう原因は、仕事や家事など、優先的に行われる生活習慣があることが原因です。仕事の忙しさで夕食や就寝の時間がずれ込むといったことです。

こうした行動が、食事や就寝、起床といった自律神経を切り替える生活行動の時間を毎日ずらすことが、自律神経を乱す原因となるのです。

 

日常生活の行動の「有無」

日常生活においては、自律神経を切り替える行動を「行わない」ということも考えられます。

その最たる例は「食事」です。食事を抜く理由としては、主に「朝、忙しくて朝食を食べられない」「ダイエットをしている」といったことが考えられます。

毎日三食を、決まった時間に食べるだけでも自律神経の保護に役立つのですが、それを行わないことで自律神経の切り替えがスムーズに行われなくなります。いくら忙しかったりダイエットしているとしても、三食きちんと食べなければなりません。

食事だけではありません。睡眠や入浴、運動といった行動の有無もまた、自律神経に深く関わります。毎日全く同じ行動を、とは言いませんが、極端に毎日の行動が異なるようなことは避けたほうが無難です。

 

お酒はほどほどに

お酒を飲む習慣は、自律神経にも深く関係することになります。お酒を飲むことは、睡眠誘発や交感神経優位という、自律神経に深く関わる事柄をもたらします。

お酒を飲んで間もないころは、さぞ眠くなることでしょう。寝酒の習慣がある人も少なくないはずです。しかし、適度な飲酒であれば良いのですが、飲み過ぎた場合には注意が必要です。

お酒には覚醒作用もあり、一度眠っても数時間後には目を覚ます事になります。それによって真夜中に自律神経が切り替わることになり、自律神経の乱れの原因となります。

また、交感神経が優位に働くので、これも自律神経の乱れの原因となります。

 

運動不足も自律神経の敵

運動をすることは体に良いということを多くの人が認識していますが、この運動が足りない場合にも自律神経の乱れの原因となります。

運動は、適度な運動量を継続していると副交感神経が優位に働き、ストレスの緩和に寄与します。運動をするという習慣を身につけることで、自律神経の保護に役立つのですが、その習慣がない場合には自律神経の乱れの原因となるストレスを溜める原因となります。

ちなみに、激しい運動を行うことは逆に交感神経を刺激することになるので注意が必要です。

副交感神経を優位に立たせ、ストレスを緩和するためにはゆっくりと長時間にわたって行える有酸素運動が効果的です。

 

生理痛を呼ぶ自律神経の乱れの原因:食生活

生理痛が悪化する原因としては、「自律神経の乱れ」が考えられます。

自律神経が乱れる原因はいくつか考えられますが、その中に「食生活の乱れ」が挙げられます。

私達の生活において食事は必要不可欠な存在ではありますが、それがどのようにして私達の自律神経を乱すことになるのでしょうか?

 

食事の時間について

まず、食事において自律神経は「副交感神経」に切り替わります。

そうすることで、食べたものをできちんと消化をすることができるのです。つまり言い換えれば、「食事は自律神経の切り替えタイミング」ということになるのです。

1日の生活リズムを左右する自律神経は、生活の中の様々な条件や事象に応じて適度な切り替えを行うことで体の調子を整えています。食事もまたそのリズムの一つであり、毎日行う行動の一つなので自律神経の切り替えにおいても大きな意味を持ちます。

その食事を、もし毎日異なる時間にとっているとしたら、言い換えればそれは「毎日の食事における自律神経の切り替えタイミングがずれている」ということになります。

自律神経の切り替えが毎日決まった時間に行われない、しかもその要因が毎日の生活において不可欠な食事という要素であることも重要なのです。

 

毎日の食事回数について

毎日の食事のタイミングだけが、自律神経を乱す要素になるわけではありません。

みなさんは、毎日きちんと3食ともに食べているでしょうか。忙しい現代社会、特に朝の出勤時間の忙しさにかまけて朝食を毎日きちんととれていない人が少なくありません。

しかし、自律神経の切り替えタイミングである食事を、あろうことか食べる日と食べない日があると、自律神経の切り替えは更に乱れることになります。

朝食による自律神経の切り替えがある日もあれば切り替えがない日もある、視床下部はさぞ混乱することでしょう。

朝の出勤前の時間に余裕を持てない人ほど朝食をゆっくりと食べるどころか食べられない日が続くことになってしまいます。

 

ダイエットとの関連

食事となると、深く関わってくる「ダイエット」という存在を見逃すことはできません。

ダイエットにおいては、カロリーの原因となる食事の量を減らすことが必要になります。また、高カロリーな甘味を食べることなどご法度となることでしょう。

そうなると、特に食べることが好きな人にとって、過度なストレスとなります。ストレスの蓄積は交感神経を働かせ、自律神経を乱すことになります。

ダイエットによって食生活の時間や回数に関することも乱れがちになるので、余計に自律神経を乱す原因となってしまいます。

食べ過ぎももちろん良くありませんが、食べなさすぎによるストレスもまた、自律神経にとって害悪この上ないということです。

 

夕食後の就寝までの時間

自律神経を守るための食生活に関して、朝食の存在を強めにアピールしましたが、夕食についても自律神経を乱す原因が隠れています。

先ほど、食事は副交感神経の切り替えと申し上げましたが、厳密には食事の開始時は交感神経、消化と吸収の段階で副交感神経への切り替えとなります。

なので、消化に至る前に眠ってしまうと、交感神経が優位なまま眠ることになり、副交感神経が上手く働かないので消化吸収が上手く機能しなくなります。これによって食べたものが脂肪になりやすく、血糖値が高くなります。血糖値の上昇によってインスリンが分泌され、今度は血糖値が減少します。

血糖値が低くなると今度はアドレナリンが分泌されて交感神経が働きます。

このように、毎日のように寝る前に食事をしてすぐに就寝してしまうと、血糖値の増減に伴う自律神経の切り替えによって自律神経を乱すことになります。

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